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そーすけさんの日々

仮面ライダーキバ 第46話 「終止符・さらば音也」

いやー良かった!!

泣けました。

前半、凄く微妙で

人間が、一回変身したら命を落とすって言われた

ダークキバットに3回も変身した時は、凄く・・・アレだなァ

ダラダラしているなァ・・・とか思ってしまったんですが

後半の音也が皆に会いに行くシーンは凄く良かったです。

これって、見てる人はかなり入ってるから

音也の三枚目だけども、格好良い所では外さない人物っていうの?

わかってるから、そんな音也が最後に皆に会いに行くっていうのは

凄く泣けるシチュエーションだと思いますが

これ全然肩入れしていない人が見たら

音也役の独特な演技のうえに雨の中踊る演出っていうの

爆笑してしまいますよね

まァ・・・私はめっさ泣いたんですけどね


まったくライダーを見ていない人にかんたんに説明すると

今回のライダーの主人公は二人いて

1人が紅渡 仮面ライダーキバに変身する事ができる青年で

内向的な性格で、様々な事に悩みながら成長していくというような話です。


もう一人の主人公が、22年前の過去が舞台で

その主人公の 紅 音也

名前で分かりますが、渡の父親にあたる人物で

メインの現代編では、完全品として完成している仮面ライダーイクサの初代変身者で

まだ、ロールアップ直後(だっけ?)の不完全なイクサで

少ない戦力で、怪人と互角に戦っていきます。


この2つの話が並行していくんですが、

ある程度の理解力がある人なら気になる事が色々と出てきて

例えば、

現代編では死んだ事になっている音也は過去編でどうやって死んでしまうのか?

渡の母親は?

キバがフォームをチェンジする時に使っているアームドモンスターの関連性は?

音也と交わした約束とは?

みたいな、色々な謎が出てきてこれが徐々に解き明かされていくっていう

おもしろさがあって、新しいストーリー展開を見せた平成ライダーだと思います。


で、今回は最終回2話前となり

ついに、過去編音也の死という話になります。


自らの手で愛する丸顔女性を殺してしまった渡は

自分が生まれてこないようにと過去へど戻り

父親と母親の恋愛を阻止しようとします。

自分が息子である事を告げ、音也 母親である真夜もその事を信用しますが

2人は、愛しあう事をやめず・・・・


そんな中で、ファンガイア(怪人)のキング(親玉)が現れ

音也 と 真夜を襲います。

渡は、キバとタツロットを使いエンペラーフォームに

音也は、イクサで戦いを挑みますが2人掛かりでも歯がたたず

そんな中で音也は、闇のキバの力を使い

ダークキバットに変身し、再度キングに戦いを挑みますがそれでも歯がたたず・・・

度重なる死闘のうえに、音也は一度変身したら命がないといわれている

ダークキバットに3回も変身し、息子 渡と一緒にキングを倒します。


勝利に喜びつつもダークキバットに変身した音也を気遣う渡

渡の体が消え始めます。


音也
「どうやらお別れのようだな」

真夜
「心配しないで、渡」

音也
「そうだ心配すんな!俺は死なないさ!
 これからの人生を楽しむさ!」


「人生を楽しむってどういう事!?
 わからないよ!僕はいまだにどうやって生きていけばいいかわからないんだッ!!」

音也
「お前は、俺がブラッディーローズに込めた祈りを聞いたんじゃないのか?」


「僕も同じ祈りを込めたよ!
 人は音楽と同じ それを守りたい!そうやって生きていきたい!」

音也
「わかってるじゃないか さぁ それでいい!」


「その音楽はどうやったら聞こえるの・・・?」

音也
「甘えるな!それは自分で考えろ・・・渡」


「別れたくないよ・・・父さん・・・」


完全に消え 現代へと戻ってしまう 渡


真夜
「馬鹿ねぇ・・・音也
 死にそうなぐらい苦しいのに我慢して」

音也
「息子の前で、格好悪い姿見せられねぇからな・・・」


この後、場面は転換し現代のストーリーと戻りますが

その編は省略、また過去の話に戻ります。


土砂降りの雨が降り、犬と一緒に雨宿りしているゆり

このゆりっていう女性は、前半のヒロインで

音也と同棲までしていたんですが、後半で音也は真夜を選び

別れる事になります。


音也
「犬嫌いはなおったのか?
 元気そうだな、俺と別れて泣いてると思ったんだが」

ゆり
「馬鹿言うな アンタの事なんてとうに忘れた
 私には言い寄って来る男がたーくさんいるからな」

音也
「そうか・・・」

ゆり
「どうした・・?なんであたしに会いにきた?
 まさか口説きにきたんじゃないだろうなー?
 ダメだぞ!ダメダメ・・・」

音也
「お前に一つ聞きたい事があってなァ
 前に俺に作ってくれたオムライスのレシピ それが知りたくて」

ゆり
「なんだ・・・やっぱり美味かったんじゃないか!
 いいだろう・・・教えてやる!アレは最後に隠し味として毒をいれるんだ」

音也
「そうか・・・毒か!わかった!」

ゆり
「嘘だ・・・愛情だ・・」

音也
「ゆり お前に会えて本当に良かったと思ってる!」

ゆり
「今頃、何言ってんだッ!」

音也
「お前は、笑顔が一番似合っている!
 ほら!早く帰るんだ 濡れたままじゃ風邪ひくぞ!
 もうすぐ雨は止む・・・」

傘を投げる音也 やむ雨

ゆり
「音也・・・虹だ!」

音也が投げた、傘だけが残っている


再び場面変わり、アームズモンスター3人が暴れるキャッスルドランを見ている

ラモン
「ねね・・・どうするのまたキャッスルドランが暴れてるよ」

次狼
「俺達が城に戻れば・・・キャッスルドランを抑える事が出来るかも知れん」

音也
「それしかないな おまえらはさんざん悪さを働いたんだ
 たまには良いことをしたらどうだ?
 お前らには、山ほどの貸しがある・・・いつかかえしてくれ」


体が透けはじめている音也に気づく次狼


次狼
「どういう意味だ」

音也
「いずれ俺には息子が生まれる・・・そいつは悩み多き人生を送るだろう
 その時・・・助けてやってほしい」

次狼
「どうかな・・・俺達は化け物だ
 人間との約束なんて簡単に破るかも知れん・・・
 あるいは・・・お前のガキを食っちまうかもな」

音也
「頼んだぞ・・・次郎」


頷く次狼、また場面が変わり

平和そうな野原で、オムライスを調理する音也

音也は、出来たオムライスを真夜の前に置く

真夜
「ありがとう」

音也
「仕上げとして最後に愛情を注ぎ込むんだが
 俺の愛情といえば」


うなずく真夜

バイオリンの演奏を始める音也


聞こえるか 俺の音楽が

聞こえるわ あなたの音楽が 私の胸の中に ずっと鳴り響いている


そうか・・・それでいい・・・それが本当の音楽だ・・・



真夜の胸で眠る音也


こんな感じの終りなんですが、いやー良かった。

正直物足りない所は、結構ありますが

散り際としては、かなり良い演出だったんじゃないでしょうか?

個人的に、ライダーの死にっぷりで泣いたのって

龍騎の城戸さんが死ぬとこと

カブトのぼっちゃんが死ぬとこぐらいだったので

この2つを抑えてどうどうの1位にあがる死にっぷりでした。

ガンバライドでは、是非ともレジェンド イクサをだして

それの声は音也役の人にして欲しいですね!
by souhu090 | 2009-01-05 15:51 | 特撮?