そーすけさんの日々

封神演義 =2=

本日、オークションで落札した

横山光輝版、封神演義の殷周伝説が届きました!

現在、全22巻中 11巻まで読みましたがおもしろいです。

安能務の翻訳による封神演義や藤崎竜 版封神演義に比べるとかなり地味になっているので

好き嫌いが別れると思います。

結構、リアル嗜好な設定で妖術とかは不思議な力というより科学の力として解説しています。
(トンデモ科学な解釈ですが・・・)

また姜子牙は兵法書 六韜を書いた軍師でその後仙人になったという設定のようです。

なので、漫画では戦う事はなく軍師としての立場で描かれております。

しかし、そのリアル趣向のせいか宝貝という言葉が今現在でてきてないです。

こういった変わった武器を使っているんですよ~的な表現に抑えられています。

宝貝は封神演義の大きな魅力の1つです。

その設定を排除するのはいかがなものかと思いますね

そこだけは、不満が残りました。


さて、次は諸星大二郎の書く "無面目・太公望伝"です。

封神演義の主役 "姜子牙"が主役となっております。
(封神演義とはほとんど関係はないですが)


ストーリーは、

羌という民族は、殷に捕らえられては奴隷や生贄にされていた

殷は、羌を100人集めて生贄の儀式を執り行います。

シァン(姜子牙)もその生贄の一人として選ばれていましたが、生贄の数え間違いにより

101人目になったシァンは、生贄の任を逃れ奴隷として生活する事になるのでした。

奴隷としての暮らしの中、チョンという男と仲良くなり

チョンとシァン、他数人は王の留守を見計らって逃亡を図ります。

なんとか周まで逃げ切る事ができたチョンとシァンですが

逃げ延びた周でも迫害を受けてしまいます。

また、チョンとシァンははぐれてしまいます。

飢えに苦しみながら、なんとか水辺にたどりついたシァン

そんなシァンをバカにしようとした周の者たちは針を細工した釣竿を渡し

「これで釣りをし魚を釣って食べればよい」とシァンを騙すのでした。

朦朧としながら釣りを続けるシァン

そんなシァンの元を一人の男が現れます。

男は、不思議な力を使いシァンを一瞬にして水辺から東海の果てまで連れだし

そこで、釣りをするように命じます。

「わしはお前の純粋に生きたいという
 気持ち魚を求める心に応じて現れた
 一点の濁りもない純粋な心で、わしを求めるなら
 わしは時には天をも動かす
 だが少しでも心に濁りがあるならどれほど高位高官の者であろうとも
 商の王であろうともわしに見えることすらできぬ
 純粋に・・・・心を純粋にするのじゃ
 一切の邪心も恐れも疑いもすべてすてて
 この大自然の中に身を投ずるのじゃ
 どうじゃ海の中が見えてきただろう?糸の先に宇宙を感じるじゃろう!
 さぁ!釣ってみろ竜を!」

そして、シァンは竜を釣りあげます!


これが物語の中盤までの話で、

それ以降はもう一度竜を釣あげるために翻弄するシァンといったストーリーになっています。

とても深い話になっていて、おもしろいです!

封神演義が好きな方は是非読んでみるといいと思います。

違った観点で見る事が出来るとても良い作品です!


=無面目・太公望伝=

一.羌のシァンは如何にしていすいの畔で竜を釣ったか
二.如何なる理由でシァンは呂尚と名乗り、放浪を続けていたか
三.呂尚がばんけいで再び竜を釣ること
[PR]
by souhu090 | 2007-02-17 00:49 | コミック