そーすけさんの日々

封神演義 =1=

NHKで昔放送された

青春アドベンチャー

"安能務"翻訳 「封神演義」というラジオドラマを最近になって聞きはじめました。

3部構成で、1部=20回、1回=15分

全60回 時間にすると900分・・・結構なボリュームになっております。

私は、昔から中国の伝記作品には魅力を感じていました。

諸星大二郎さんの孔子暗黒伝、諸怪志異、無面目・太公望伝、西遊妖猿伝

藤崎竜さんの封神演義

横山光輝さんの殷周伝説、水滸伝

石川 雅之さんのカタリベ

と、漫画で読む中国伝記を扱った作品はたくさんありますね!

私も上記にあげた作品はほとんど持ってます!
(殷周伝説が落札してから到着待ち! 西遊妖猿伝は安いのを探してます!)

さて今回の封神演義ですが、私がこの作品に一番ひかれる理由は宝貝にあります!

宝貝(パオペエ)とは、仙人が使う武器です。

仙人が自分の持てる仙術、技術の総力をあげて作るために色々な種類の物があります。

それが、登場人物の個性をひきたてます!

たとえば、"このキャラが持ってる宝貝はこの仙人から譲り受けたもの"とか!

そういうバックグラウンドが、設定好きという私のマニア心をガッチリと掴んだのでした!

また色々な効果を持っており、その効果がいかにも昔らしいレトロな能力といいますか

"天にほうり投げる事によって相手を落馬させる"とか今の人とは違った発想でおもしろいです!


肝心な内容を紹介しますと・・・

仙人は、2通りの派等に別れていた

1つは、"仙人""道士達"からなる"崑崙山"の仙道「闡教(せんきょう)」(さんがく派)

2つめは、"動物""植物""森羅万象"に由来する仙道「截教(せっきょう)」(かいおう派)


話は、人間界

殷の"紂王"が、天女"女媧"の仏像を一目見て惚れてしまい

女媧は、世界で一番美しい!どうにかして自分の女にしたい!という発言をします。

それを天から聞いていた女媧は、人間風情が生意気な!と怒り

妖怪で、"千年生きた狐狸"を紂王のもとへと差し向けます。

その妖狐は、紂王に献上される予定だった美女"妲己"の体をのっとり

紂王を骨抜きにし、殷の滅亡への道へと誘うのでした。

それと同時期、仙界では1つの計画がすすめられていました。

その名も、"封神計画"

その計画は、仙人の落ちこぼれ

人間界で仙術を戦等に使い至福を肥す仙人などの魂魄を集め

神界という新しい場所に封じようというのです。

その対象となるもの即ち365人(封神榜という書物に名前が掲げられている)


しかし、人間界に上級の仙人が降りてこの計画を行うと人間界での戦乱が大きくなりかねない

その為にまだ仙人修行中で、天才と謡われる"姜子牙"にこの計画を託すのであった・・・


"姜子牙"

太公望といった方が、わかりやすいかも知れません
宝貝は、打神鞭(だしんべん)
実際に存在した人物です。
実際の彼は、軍師として活躍したようで、"太公が望んだ人物"という意味のようです。
覆水盆に返らず・・という言葉は、
彼が結婚していた女性に貧困が理由に逃げられ
軍師としての地位を得てから縁りを戻そうとした懇願した彼女に
器の水を床にこぼしてみせて
もう水はもとには戻らないと説いた事が由来になっているらしいです。


"申公豹"

安能版では、中立として描かれていますが
原作では、完璧なヴィランのようですね
妖怪を喰らう霊獣 "黒点虎"(安能版のみ)に騎乗しています。
太上老君から、雷公鞭(能版のみ)という史上最強の宝貝を授かります。
雷を発する鞭で、一振りで大都市を壊滅させる力を持ち
それだけに使うのをためらう場面もあります。
名誉、仙人の地位には興味がなく風来坊として中立を保っている


"哪吒"

"ナタク"しかし 安能さんの翻訳間違いのようで
本当はナタと読むようですね
3年6ヶ月もの間、母親の胎内の中におり
肉の塊として出産された
たくさんの宝貝を所有しており
乾坤圏、混天綾から始まり、火尖鎗とどんどん増えていく
とても人気のあるキャラで、西遊記にも登場する
実は"太乙真人"が1600年かけて作り出した人間宝貝だったりする


"紂王"

力も強く、頭も良い名君だったが
千年生きた狐狸にとりつかれた美女"妲己"に骨抜きにされ
歴史に残る暴君へと変貌していく
酒池肉林に残虐な拷問道具"炮烙"を実行するなど
殷の終わりの日を感じさせる人物


"妲己"

千年生きた狐狸が、美女"妲己"にとりつき
紂王を魅了し、商を内部から崩壊させていく
女媧の差し金で、何度か太公望に招待を暴かれそうになるが
その度に自分の美しさ、魅力で姜子牙意外の人物を惑わし
窮地を逃げのびている
結果的に姜子牙が、地位を得た"妲己"にこのままでは太刀打ち出来ないと悟り
準備をするために殷を出ることになる


"聞仲"

藤崎竜の漫画版では、ぶんちゅう
安能版では、もんちゅう
仙人界で、修行の経験がある
紂王の右腕ともいえる人物で、紂王は彼に頭があがらない
硬い殻と角を持つ黒麒麟に騎乗している
宝貝は禁鞭
相当の実力者である
怒ると第三の目より煙を出すらしい


"姫昌"

周の名君
紂王に殷に呼び出され七年の幽閉を命じられる
姫昌の息子 "伯邑考"は、美男として有名でした。
伯邑考は父を迎える為に宝物を持って、殷へと出向きます
琴の名手としての腕をかわれて紂王にも気にいられ
父を連れて帰れる雰囲気にります。
しかしその美しさから、妲己に目をつけられてしまい体の関係を求められてしまい
頑なに断る伯邑考に腹をたてた妲己は「伯邑考に辱めを受けた」と嘘をつきます。
そのため伯邑考は、隗肉刑に処させられ
肉餅にされてしまう
姫昌は、占いでその事実を知っていたが
悔しい涙を我慢しその肉餅を食べ周に帰る事になるのでありました。


こんな所です!

一部、Wikipedia,封神演義(ラジオドラマ),封神演義(漫画)から情報をお借りました!

私が聞いていると紹介した

ラジオドラマの封神演義は、ラジオドラマなので声だけです。

なので、少し知識がないとキャラの名前も漢文で難しいですし辛いかも知れませんね

藤崎竜版、封神演義はSFチックと独自の解釈も多いのですが一番わかりやすいと思います。

なので、これから封神演義に入るのがいいかも知れませんね!

しかし、漫画で見てしまうとその絵のキャラでイメージが固定されてしまうので

それが少しマイナスかな・・と思うんですけどね

私自身も藤崎竜版のイメージがまだ頭から離れないでいます。

さて、長くなってきたので記事を次回にわけたいと思います。

次回は、諸星大二郎さんの無面目・太公望伝をメインに姜子牙を紹介したいと思います。
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by souhu090 | 2007-02-16 00:04 | コミック