そーすけさんの日々

赤木しげる

最近、メッセ友達のヨックさんとよつべでアカギを見てました。

今思えば、なんでそんな流れになったのかはわからないのですが・・・

最初は、絵がやばいwwwww横顔がwwwwwと否定的だったヨックさんもどんどんのめりこみ

最終的には、やばい・・・赤木君カッコイイと言いだし

信者としては、その発言にニヤリ・・!ヨックさんはまったな!!

しかし2日間で・・・全話見るとは、ニート真っ青な熱狂ぶりでしたね・・(全26話)


私はというと、放送当初に全話見ていたのですがやはり改めてみるとおもしろい!!

これを書かれた福本先生の絵は、

独特でアニメになりにくい絵だと思いますが、それを上手くアニメにしたて

なおかつ作画のクオリティーも高い!!

声優も凄い豪華で、声の芝居が上手すぎます!

特に私は、田中秀幸さんが好きなのでこの方が出てるってだけでかんなり評価は高いです!

また主役の赤木しげるの声は、

俳優の萩原聖人さんがあてているのですがとてもキャラにあっていましたよね!
(最近は声優の仕事が主みたいですね、カッパの飼い方とかも主役の声をやっていました。)



まずアカギというのは、

もともと"天 天和通りの快男児"という作品に天才雀師として登場していたキャラです。

それをスピンオフさせてのが、アカギという作品なのです。

天の赤木は50歳程なのですが、アカギという作品では初登場は13歳

その後、19歳まで成長し今は鷲津麻雀編までの戦いが描いています。
(1997年からスタートしたそうですが、まだ鷲津との麻雀は決着がつきません・・・)


さて今回紹介したいのは、その赤木の初登場作品

"天 天和通りの快男児"これの最終巻です!

脅威の天才雀師、一般の人間とは毛並みの違う生物として裏社会で恐れられる"赤木しげる"

しかしそんな赤木しげるは、56歳という若い年齢で"アルツハイマー"にかかってしまう

赤木は、自分が自分でなくなってしまう前に

"自殺幇助装置"というのを使い死ぬ事を決意します。

そして、親しかった人達を集めて

その一晩を"通夜"と称し

その一人一人と話を交わしていくというのが最後章の内容です。

私はこの作品の最終章は、自分にとっての聖書のようなものだと思っています。

それくらい素晴らしい内容と台詞がつまった一冊なのです!

まずは、関東で1,2を争う暴力団の組長"原田"

彼と赤木の会話です。


赤木
「微かによぎる・・・破滅それ自体を求める心
 死んじまう事 自体への求希・・!
 そんな説明不能な危ない気持ちがまるでゼロと言い切れるだろうか?
 とりあえず・・俺にはあった
 そんな気分が感傷が・・だからここぞという場面で助かるより
 むしろ死ぬだろう・・それで結構という選択がしばしば混ざった
 大事な場面で死に向かう一打が・・!どうもそれが相手の調子を狂わせてきたらしいぜ・・
 通常一か八かといってもまあまあ勝算の高い方を打ってくるのに
 俺は時に逆、生き残りが低い方を選択してくるので訳が分からない
 困惑していた・・!明らかに・・!」


原田
「なるほど・・なるほどな・・こりゃあかなわねぇや
 かなわねぇはずだ!死に向かう一打なんて、判かる訳がない・・!
 読めねぇよ、半ば死人の打ち筋なんて・・!」


赤木
「しかし、俺からすればそれがただ自然だった
 いつも俺は、「生」に「死」が混ざっていた
 だから・・今死ぬと言っても言うなら濃度の問題でよ
 生死は、コインの表と裏みたいな・・・そういう正反対の変化じゃねぇ
 俺からすると、本質的に同じことっていうか
 同じ泥中の"濃いところ"と"薄いところ"っていうか・・・
 水割りの濃度の問題と対して変わらない
 ただ・・・いつもは割っていたのに
 今回は原酒っていうのに少し・・面食らってるっていうか
 嫌な気分になっているだけだ 3%程・・ククク・・」


ざわ・・・


原田
「何言ってやがる・・!分かんねぇよ・・! 
 薄いだ・・!濃いだ・・!そんなもの分かんねぇ・・!
 いいじゃねぇか・・!たとえわずかでも・・生きたきゃ生きれば・・!」


赤木
「まぁ・・分かんねぇだろうなぁ お前は積む人間だから分からねぇ・・!
 入ってきた時、すぐ分った
 ああ・・こいつは誤解しているなと・・たぶんお前は、こう考えた
 "アルツハイマーなんかになっちまってなんて
 赤木しげるはツイてない・・かわいそうだと"だろ・・?
 ところが実はそうでもねぇ
 上から下を見下ろすようようにあっさり決めつけられちゃ ちょっと不愉快だ・・俺からすりゃ
 原田・・お前の方がかわいそうだ・・お前も気づいているだろう・・薄々は
 お前は今、ろくに生きてないっ・・!
 お前は成功を積みすぎた・・勝つことは成功だ生きていく以上
 どうしたって「成功」は、目指さざるを得ない
 それはいい加減に生きてきた俺とて同様
 何しろ死んじまうんだ・・勝ってかないと・・・だから目指す
 目指すさ・・それは仕方がない
 ただ・・俺は少し「成功」を積んだらすぐ崩すようにしてきた
 意図的に平に戻すようにしてきた・・お前はいいや、いいやで無用心に積みすぎた
 動けねぇだろ・・?お前、今動けねぇだろ・・?満足に・・!
 積み上げていくとある段階で、スッと性質が変わる
 成功は、生の「輝き」でなく枷になる
 「成功」が成功し続ける人生を要求してくる・・!
 本当は、あえてここで失敗をする
 あるいはゆっくりする・・そんな選択だって人にはあるはずなのに・・・
 積み上げた成功がそれを許さない縛られている・・まるで自由じゃない
 それは・・関西で1,2を争う暴力団組長"原田克美"でも変わらないっ・・!
 我慢をしているはずだ・・相当・・!何だそれ・・?まるでわからねぇ・・!
 みすぼらしい人生だ・・!生きていると言えるのか・・?
 お前は成功という名の棺の中にいる・・!
 もう満足にお前は動けない・・死に体みたいな人生さ・・!」
 
 
残りは2人、ひろゆきと天だけです。

そして、ひろゆきの番が回ってきます。

このひろゆきというのは、

麻雀の才能はあるのですが今一つぱっとしないキャラとして描かれています。

ココ9年間は、麻雀を辞めてサラリーマンをやっていました。


赤木
「ここに1から9までのピンズが2枚づつ計18枚ある
 つまり1は2枚って事になるんだが・・・この1を2連発でお前が引いたら
 その敬意に奇跡を表し・・生き残ろうではないか!
 決心を翻し生き残る
 ただし・・2連発で引けなかった場合はお前の腕を一本貰おう
 どうする・・・?」


ひろゆきは、黙り込み確立を計算する

2回連続で1を引ける可能性は153分の1・・


赤木
「ハッハッハ
 何考え込んでるんだよお前!
 いいか"ひろ"・・俺を生かしたいと思うなら
 こんなもん即受けだよ即受け
 考えるな「負け」の可能性なんて・・
 今回みたいな場合は、ただ「勝ち」に賭けりゃいい・・
 負けた時は、反故にしちまえばいい
 腕一本そんな馬鹿な取り決めは・・!
 お前には、そういうズルいっというか・・いい加減な所がない
 乱戦よ・・勝負事は大抵
 通用しない・・お前の生真面目さは、足をとられて終わりだ
 だからもっといい加減になればいいのだ
 臨機応変、柔軟になればいい
 真面目である事は、悪癖だ・・!
 かくあらなければならないなんて考えは・・悪癖だ・・!
 それがお前を止めちまった9年間も・・
 難しく考える事はないんだ、命ってのはすなわち輝きなんだから
 輝きを感じない人間は、命を喜ばしてないんだなってすぐ分る・・
 どうして命が喜ばないかといったらこれはまたひどく単純な話
 要するに・・動いてないのだ
 動かなくなったら即、死なんだよ
 これは、微生物から人間まで変わらない
 お前は、あの東西戦からこっち約9年・・半死!」



ひろゆき
「赤木さんにはわからない・・
 へこたれる人の気持ちがっ・・!
 やろうと思っても最初から萎えてしまう
 心ならずも停滞してしまう
 なぜなら・・なんでも出来る人だからっ・・!」


赤木
「楽しむか楽しまないかだけだ・・
 勝負するって事よ・・!
 そんなに悪いかな?傷つくって
 思うようにならず・・傷つくっていうか・・イラつくっていうか・・
 そういうのは悪くない・・まるで悪くない
 俺は・・いつもそう考えてきた
 傷つきは「奇跡」の素、最初の一歩となる
 決めるなよ・・・自分が勝てないなんて決めるなっ・・!
 いいじゃないか・・仮に負けても「何か」をして仮にそれが失敗に終わってもいい
 世間で言うところの失敗の人生もいい
 正しい人間、正しい人生なんてものはありはしないんだ・・そんなもの元々
 つまり・・ダメ人間になってもいいっ・・!
 それを話しておきたかったんだ・・今日それだけは"ひろ"に・・
 さぁ・・もう漕ぎ出そう
 いわゆる「まとも」から放たれた人生に・・!」
 

そして残るは、天のみ

天というのは、勝負強さと意思の強さをあわせもつ男

もっともアカギに近いといえる才能を持つ男です。



「あんた死んじゃダメだっ!あんた・・やり終えていないっ・・!
 よりによって現代医学でもお手上げの難病中の難病"アルツハイマー"になっちまうなんて
 不幸の極みだ・・しかしその不幸も含めて赤木しげるの人生なんじゃないのか・・?
 仮に病が進行して夢ん中・・いろいろな失態を演じるようになっても
 そいつも含めて・・赤木しげるだ!それをやりおおしてこそ赤木しげるは完成する」


赤木
「そういう考えも分らないわけじゃない、尊重するよ
 人はほっといても死ぬんだから本来は俺もそれに任せる
 嫌なんだ・・俺は、一人で生活を保てなくなったら死にたいんだ
 どうあれ、天よそんなにおかしいか俺の言い分・・?
 いいんだよ・・人は死んで、命は二の次、それより自分が大事だ
 主役はあくまで、俺 命は俺を運ぶ者
 肝心な俺が消えた命になんの意味がある・・?」



「赤木・・狭くないか・・?そんな考えは・・!赤木・・!
 あんたには・・やりのこした事があるでしょうが・・!
 他の多くの大抵の人間が、この世で得て味わって死んでゆくのに
 赤木さん程の人が、何故か無縁
 やってない事がある・・かまけ過ぎたわアンタ・・!
 勝負にかまけ・・やくざに生きすぎた・・!
 そのヤクザな暮らし放蕩が・・失わせた・・!
 赤木さんから家族を・・!
 いつも距離があった・・親しさに限度があった・・!
 他人と深くつながろうとしなかった・・!
 でも、もういいじゃないですか!
 引退だもの!さすがの赤木しげるも勝負からは引退だ!
 とはいえ・・そう気落ちする事もない!
 次に行きましょう・・!
 家族・・こいつを築きましょう!来てください俺んとこへ!
 大丈夫!うちは普通の家と違って、嫁さんが二人いるから
 遠慮なく転がり込んできてください!
 少しずつ親しんでいきましょう!3年、5年・・10年
 何でもない毎日を共に暮らして、徐々になっていくんですわ家族ってやつは!
 時間はかかる・・・どうしても!それは、しょうがない!けど・・
 死の際には、辿りつけるんじゃないんスか・・!
 血はつながっていなくっても、家族に・・!
 そいつを味わって死んでいきましょう・・!
 でなきゃ、俺が死に切れない・・!俺の悔いになる・・!
 赤木しげるが独りぼっちで死なせたとあっちゃ・・俺が耐えられない」

ボロボロと泣き出す天

赤木
「勿体無い話だが・・まぁ・・やめとこう
 俺の孤独は、誰に頼まれた事じゃない
 ただ、俺が好きでやってきた事だ
 なら・・そのツケが回って、それはそれで仕方がない
 因果応報ってやつだ・・!俺にはそれが相応しい・・」



「違うっ・・!俺だ・・!俺が死なせたくねぇんだ・・!
 俺っ・・!俺っ・・!俺のために生きてくれと言ってるんだ・・!」

赤木
「敵わないなお前には・・
 でも・・俺は俺だから・・
 ありがとうよ天・・最後に温かい言葉だった・・救われたよ
 家族はいずとも、俺に・・友はいたのだ・・
 予感がある・・あと2日、3日
 いや・・ひょっとすると明日かもしれねぇが
 ここ数日で俺は・・大きく失われる
 だから・・・もう・・逝かなくっちゃ」


こうして赤木は自殺幇助装置にスイッチをいれます。

そして、作者の福本伸行先生自信が一番好きな台詞だと言っていた台詞を赤木が言います。

それを、最後に載せてこの記事は終了したいと思います。

今回は、18巻から台詞を抜粋させていただきましたが全てを書いたわけじゃないので

良かったら、漫画喫茶でも良いですから!天の最終章を読んでみてください!
(16~18巻くらいまで、だと思います。)

生きていくうえで、色々悩みっていうものはあると思いますが

そのいくつかに答えを出してくれるような・・・

悩みをふっ飛ばしてくれるような台詞がこれにはあると思います。

私も赤木みたいに命を輝かせるような生き方をしていきたいなぁ・・・!!



赤木
「無念である事が、そのまま「生の証」だ
 思うようにいかねぇことばかりじゃねぇか・・生きるってことは・・!
 生きるってことは不本意の連続
 時にはまったく理不尽な・・ひどい仕打ちだってある・・!
 けどよ・・たぶんそれでいいんだ・・
 無念が「願い」を光らせる・・!
 嫌いじゃなかった・・何か「願い」を持つこと
 そして・・・同時に今ある現実と合意する
 不本意と仲良くすること、そんな生き方が好きだった
 たぶん・・愛していた・・無念を・・!」
 
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by souhu090 | 2007-03-17 21:20 | コミック